*俺だけのマドンナ*
そこのおっちゃんと仲良くて、
今日もいろいろサービスしてくれた。
腹も膨れたとこだし、
帰って寝るか。。。。
「じゃーな、おっちゃん。」
「おぉ、蓮、また来いよ。」
ここのおっちゃんは
俺のことを蓮と本名で呼ぶ。
なんか最近呼ばれてねぇから新鮮。
外に出るともう深夜で、
店の明かりだけが眩しかった。
と、急に携帯が鳴った。
は?店からじゃん。
「はい。」
「レイト!今どこ?ちょっと来れねーか?」
オーナーが焦った声を出す。
「今店の近くっすけど‥‥」
「すぐ来い!」
まだ俺が話している途中に
オーナーはそう言って電話を
一方的に切った。
「‥‥なんなんだよ。」
俺は店に向かって歩いた。