平凡な憂の非日常
来訪者はデブ
時間は、午前零時になったところ
こんな時間に誰だ?
ドンドンドンドン
ドアを叩きだした
僕は、玄関へと急ぎドアを開けると、雨にでも濡れたのか、びっしょりした小太りが立っていた。
「あっ杉山さん
こんばんは」
小太りの男、杉山さんは僕より一つ年上で、今年で4浪の崖っぷちデブだ。
受験のストレスで、太ったらしい。
「憂君、こんな夜中にうるさく飲み会をするのは、俺に対する嫌がらせだろ!?
デブが4浪して大学入っても、モテないって思ってんだろ!?
妹が一発合格してんのに、兄は4浪&デブ
死ねばいいのにって思ってんだろ!?
受験勉強に専念する為じゃなくて、家族からの視線に耐えきれずに、一人暮らしに逃げたって思ってんだろ!?」
最初に、うるさいって苦情だと思うんだけど、後は、いつもの被害妄想か……
僕は、杉山さんが苦手だった。
いつも挨拶するだけで、これが始まるからだ。
今日は、自分がうるさくしてしまったのもあるので、謝ろうとした時
「うっさいデブ」
部屋から、化け猫がデブに噛み付いた。
なんか、また一波乱ありそうです………
こんな時間に誰だ?
ドンドンドンドン
ドアを叩きだした
僕は、玄関へと急ぎドアを開けると、雨にでも濡れたのか、びっしょりした小太りが立っていた。
「あっ杉山さん
こんばんは」
小太りの男、杉山さんは僕より一つ年上で、今年で4浪の崖っぷちデブだ。
受験のストレスで、太ったらしい。
「憂君、こんな夜中にうるさく飲み会をするのは、俺に対する嫌がらせだろ!?
デブが4浪して大学入っても、モテないって思ってんだろ!?
妹が一発合格してんのに、兄は4浪&デブ
死ねばいいのにって思ってんだろ!?
受験勉強に専念する為じゃなくて、家族からの視線に耐えきれずに、一人暮らしに逃げたって思ってんだろ!?」
最初に、うるさいって苦情だと思うんだけど、後は、いつもの被害妄想か……
僕は、杉山さんが苦手だった。
いつも挨拶するだけで、これが始まるからだ。
今日は、自分がうるさくしてしまったのもあるので、謝ろうとした時
「うっさいデブ」
部屋から、化け猫がデブに噛み付いた。
なんか、また一波乱ありそうです………