平凡な憂の非日常
宴の後
4人で飲み始めて2時間
僕の部屋は、たった数時間でゴミと人間で埋めつくされた。
杉山さんは、なぜかテーブルの下に入って寝るし
渡辺さんは、周囲のゴミを退して綺麗にスペース確保して寝るし
化け猫は、勝手に僕のベッドで寝てるし
僕は、一人ちょこんと部屋の隅で座りながら、残った缶ビールを飲み干した。
…ここが僕の部屋か…
このまま寝てしまいたい気持ちもあったが、
明日はゴミ出しの日だし、僕の寝るスペースがなかったので片付けをして、夜のうちにゴミを出すことにした。
ゴミ袋にまとめて、玄関を開けると、外は月明りで意外に明るかった。
「雨止んでたんだ…」
自然と出た言葉で、独り言だったが、後ろから返事がきた。
「ホンマや。
これなら、ゴミ出しも濡れんで済みそうやな。」
不意に返事がきたので、僕は驚いてゴミ袋を手から落とした。
「ん?どうしたん?
一つくらい、持つで。」
そう言うと、ゴミ袋を持って靴を履いた。
僕は、急に普通のリアクションをする化け猫に驚いたが、残ったゴミ袋を持って外に出た。
僕の部屋は、たった数時間でゴミと人間で埋めつくされた。
杉山さんは、なぜかテーブルの下に入って寝るし
渡辺さんは、周囲のゴミを退して綺麗にスペース確保して寝るし
化け猫は、勝手に僕のベッドで寝てるし
僕は、一人ちょこんと部屋の隅で座りながら、残った缶ビールを飲み干した。
…ここが僕の部屋か…
このまま寝てしまいたい気持ちもあったが、
明日はゴミ出しの日だし、僕の寝るスペースがなかったので片付けをして、夜のうちにゴミを出すことにした。
ゴミ袋にまとめて、玄関を開けると、外は月明りで意外に明るかった。
「雨止んでたんだ…」
自然と出た言葉で、独り言だったが、後ろから返事がきた。
「ホンマや。
これなら、ゴミ出しも濡れんで済みそうやな。」
不意に返事がきたので、僕は驚いてゴミ袋を手から落とした。
「ん?どうしたん?
一つくらい、持つで。」
そう言うと、ゴミ袋を持って靴を履いた。
僕は、急に普通のリアクションをする化け猫に驚いたが、残ったゴミ袋を持って外に出た。