平凡な憂の非日常
「そうかな?」
思わず、昔と同じ返事をしてしまった。
「せやで。
こんなん人の住む部屋やないわ~」
返事の違いで、改めていま東京にいることを感じた。
「僕は、現に住んでるんだけどね。
元気も出たようだし、まだ終電にも間に合うから、お帰りしてもらえないかな?」
「そんな…期待させといて、この仕打ち?
いくらウチがドMでも、酷すぎやわ~」
今度は、うぇんうぇん泣き出した。
コイツ絶対絡んでる。
そう思いながらも、出てけって言えないのが僕も悪いんだろうか?
そんな事を考えていると
「あっ!ビールこうてるやんか!
とりあえず一緒に飲みましょか。」
………コイツの図々しさを、少し僕に分けてもらいたいよ。
思わず、昔と同じ返事をしてしまった。
「せやで。
こんなん人の住む部屋やないわ~」
返事の違いで、改めていま東京にいることを感じた。
「僕は、現に住んでるんだけどね。
元気も出たようだし、まだ終電にも間に合うから、お帰りしてもらえないかな?」
「そんな…期待させといて、この仕打ち?
いくらウチがドMでも、酷すぎやわ~」
今度は、うぇんうぇん泣き出した。
コイツ絶対絡んでる。
そう思いながらも、出てけって言えないのが僕も悪いんだろうか?
そんな事を考えていると
「あっ!ビールこうてるやんか!
とりあえず一緒に飲みましょか。」
………コイツの図々しさを、少し僕に分けてもらいたいよ。