.*゚*.約束.*゚*.
なるべくみんなで食べるようにしていたはずのご飯の時も、おばちゃんは来れなくなった。
食事は私がなるべく届けた。
届けにいくたびにおばちゃんは必ず
「わるいねぇ」
と言うようになった。
私は、その言葉をいわれるたびに
「そんなことないよ」
といい話を変えた。
学校の話をするといつも一生懸命聞いてくれて、楽しいわけじゃないのに笑ってくれた。
部屋に顔をだすと…それだけで喜んでくれたりした。
気がつくとおばちゃんは前よりもずっと痩せていた。