恋の指導者★

友達に相談したら
考えすぎるんじゃないの?もうちょっと楽しく行こうよ。

とか言われるけど、
あたしは頭でどうこう考えてるつもりはなく、勝手に心がもやもやしているのだ。



こんな体質だと分かったのは初めて付き合った中学生の時からだった。


「もし良かったら付き合って。」


そんな告白を受けたあたしはこの人なら…

とオッケーを出した。


彼は野球部でクラスでも良くしゃべってたいわゆる仲よき友達だった。


別に断る理由もなく、この人だったら付き合って行くうちにスキになれそうだと思った。

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