極甘Story
「笑梨ッ!やっぱ、一緒行こッ」

そこには、走ってきたのか、
都貴が『ハァ・・ハァ』といって、膝に両手を置いて

息を吐いている。

あたしはちょっとビックリした・・。
都貴の話をしていたばっかりだったから・・。

「なぁんだよ?せっかく迎えに来てやったのにぃー」

「う、うるさいわねー!」

私は知らないうちに、
そんな言葉を口にしていた。

「あっそ、じゃぁいーや。オゴッテやろうと思ってたのになぁ?」

都貴は少しニカッ・・。
と笑って私にそういった。

可愛すぎるんだけど・・・。

「え、ほ、ほんと?」


< 13 / 72 >

この作品をシェア

pagetop