極甘Story
「誰にも渡したくないって・・。誰を?」

あたしは、覆っていた手を
ゆっくりどかして、その声がするほうへ
視線を移した。

「わッ・・!!」

「なんだよー?そんなに驚いたかー?」

「お、驚くもなにも・・。」

うわぁー・・。こんな展開ありですか?
読者の方ならもうお気づきでしょう。
そこにいたのはなぁんと・・。

都貴でしたぁぁぁぁー・・。

「なにも?」

「な、なんにもない!!」

「あー、そっかぁ、俺のことー?」

ドキン―――――――――――――――

うんわぁ・・・。
当たっちゃったよー・・・。
ユッチはすっごい笑いこらえてるけど・・。

「そ、それは・・。」


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