極甘Story
私は一人、リビングにある
小さなソファに座って、うずくまっていた。

「いやだぁ・・。いやだょ・・。」

泣きながら、一人でつぶやいていた。
だって、この家には私しかいなくて、
それにユッチもいなくなってしまう。

しかも、都貴にまで見捨てられた。

「あたし・・。ユッチいなくなったら・・。独りぼっちじゃん・・。」

そんなこと

いってる自分が憎らしくって・・。



ボコ――――――――――――

って頭をグーで殴った。

「いったぁ・・。」

自分でやったのにバカみたい・・。
あたし・・・。

誰か・・。助けてよぉ・・。
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