極甘Story
「み、みんなぁ・・?」


「「・・・。」」


完全に会話が不可能だった。
そのときはなにがなんだか

分からなくって、

ただただ、ユッチに頼るばかりだった。


「みんななんで笑梨のこと無視するのッ?!」


ユッチは、私をかばうように
そう言ってくれた。

「祐梨さぁ、笑梨にいくら貰ってんのぉ?」

クラスメイトの女子が言った

「・・え・・?」


さすがにこの言葉には

ユッチも動揺してたようだ。


「笑梨と祐梨ってさ、名前似てるけど、全然正反対じゃん?」

「ど、どういう意味よ・・。」

ユッチも私も戸惑う。


< 59 / 72 >

この作品をシェア

pagetop