イジメ~微笑み【中編】

そんなことがあってから、私はトモ子に目がいくようになった。

イジメグループの些細なイジメは、ちょくちょく目にした。

陰険だが、表立ってイジメない。タチの悪いものだった。


しかし、トモ子は動揺したり、泣き出したり、そんな素振りは全く見せなかった。

私は、トモ子を少し見直した。

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