イジメ~微笑み【中編】
礼をして授業が終わると、私はすぐにサト美の机に向かった。

そして、サト美を引っ張って、廊下に出た。

「ちょっと、さっきの手紙マヂバナ!?」私は、出来るだけ声を殺して尋ねた。

「い、いや、ただの噂だと思うケド・・・」サト美は私の様子に少し驚いているようだった。

「どっからの噂よ!?」

「え、えっと、男子が話してるの聞いたって。カナちゃんが」

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