イジメ~微笑み【中編】
ある日、トモ子がカバンの中や机の中を何度も覗いて、何かを捜しているようだった。

私は、窓際で別の子とお喋りをしながら、その様子が気になってチラチラ眺めていた。

しばらく、捜した後、トモ子は席を立つと、教室の後ろの出口に向かった。

そして、ゴミ箱の中から、何かを取り出して自分の席に戻った。

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