four leaf clover ~幼なじみのお兄ちゃん?~
「どうしたのメグちゃん。」


私は顔をあげた。


ユウ先輩・・・。


私は思わず抱きついた。


「どうしたの?」


「少し・・・このままでいさせて。」


「ユウ兄ちゃん・・・。」


「えっ?」


「ユウ兄ちゃんなんでしょ?」


「・・・・・。」


「ねぇ!答えてよ!」


先輩は何も答えないでそのまま抱きしめてくれた。


「ユウ先輩・・・本当の事を教えてよ。」


ユウ先輩は私を離して行ってしまった。




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