four leaf clover ~幼なじみのお兄ちゃん?~
私はそのまま立ちすくんでしまった。


そしてまた泣いた。


数分後・・・


「もう泣かないで。」


私の目の前に、四つ葉のクローバーがあった。


「これあげるから。」


顔をあげると、


ユウ先輩がいた。


「ほら。」


「ユウ兄ちゃん・・・?」








「そうだよ。」







私が聞きたかった言葉が返ってきた。











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