思春期真っ盛り中!
二階に上がって自分の部屋に入る。 電気もつけずに。
布団に潜り込んで、一人しかいないということにホッとしたせいか涙が溢れた。
大きい涙の粒も小さい粒も頬を伝って布団の布地に染み付いていく。
…確かに、私も悪い。 でも始めからそんな事をしているわけではなかった。
始めは学校ではふつうで、でも家でも学校でも自由に居きられない自分に腹が立った。
その時に、言われたんだ。
「私、斎藤優。 友達になってよ」
優は、時々強引でかなりサボリ魔だったけど、私には授業をサボる自由さが心地よかった。
それが、エスカレート。
その結果、これだ。
何も見えてなかった自分に呆れて、優を責める気にもならなかった。
「ぅう…ふ…う…」
だいぶ時間もたったんだろう。
布団から顔を覗かせると部屋に入った時よりもだいぶ暗かった。
布団に潜り込んで、一人しかいないということにホッとしたせいか涙が溢れた。
大きい涙の粒も小さい粒も頬を伝って布団の布地に染み付いていく。
…確かに、私も悪い。 でも始めからそんな事をしているわけではなかった。
始めは学校ではふつうで、でも家でも学校でも自由に居きられない自分に腹が立った。
その時に、言われたんだ。
「私、斎藤優。 友達になってよ」
優は、時々強引でかなりサボリ魔だったけど、私には授業をサボる自由さが心地よかった。
それが、エスカレート。
その結果、これだ。
何も見えてなかった自分に呆れて、優を責める気にもならなかった。
「ぅう…ふ…う…」
だいぶ時間もたったんだろう。
布団から顔を覗かせると部屋に入った時よりもだいぶ暗かった。