7日間恋愛。
「お風呂場―――っ!!!」
「わかった!!すぐ行く―………
って…えええぇぇぇ?!?!
ふっ風呂場っ!?」
ふっ風呂場って…
さ、さすがにやばくね?
だって…
だってだって…
だってだってだって……
「お、おいあかね…?
お前今…ぜっ全裸じゃあ
ないよな……?」
「何言ってんの智!!お風呂なんだから、全裸に決まってるじゃない!!」
俺の予想的中………
俺がその全裸さんを運べと?
さすがに無理ですよ。
「智早くしてよ!!!」
俺の不安と動揺をよそに、あかねはせかしてくる。
ったく、あいつには羞恥心というものは存在しないのか。
「あっ!!!!やっや、やっぱダメっ!!!!全裸はさすがにまずいっ!!!」
やっと気付きましたか、あかねさん。
続けてあかねが叫んだ。
「今タオル体にかけたから―!!!来ていいよ―!!」
最初からそうしてください。
「じゃあ今から行く―。」
俺は、不安と動揺の気持ちを抱えながら
気分ののらない体を起こした。