7日間恋愛。
―カラン
軽快な音とともに、ドアが開く。
「いらっしゃいませ」と、笑顔で店員が出迎えてくれた。
「やほー♪」
一番奥の席に麻衣子は居た。
「『やほー♪』じゃねぇし。かなり体力使ったんですけど」
「とりあえずお疲れ!」
「なんじゃそりゃ(笑)」
とか言いつつ、俺は席に着いた。
「で、何だよ。急に呼び出して。」
麻衣子は飲んでいたアイスティーを置き、俺を見た。
「あのさ……」
その表情が、麻衣子にしては
あまりにも真剣な表情だった。