【完結】続・先輩に片想い…「きらきら光る指輪と想い…」
沙希へ


沙希、卒業おめでとう。
沙希が本当に俺との約束を忘れずに追い掛けて来てくれてとても嬉しかった。

中学の頃からいつも俺は、沙希を好きだったし見ていた。
知ってたか?

でもなかなか言えなくて、沙希は智稀と付き合った時はすげー落ち込んだ。
悪い、余計な事書いたな…。

一年前の卒業式に告白する時は、すごくドキドキしたんだぜ。あれから一年、楽しくてあっという間だったな。

俺は、来月から仕事で地元を離れる。
きっと沙希に会えなくてへこむだろう。
だけど、俺はいつか沙希との結婚式を自分の手で作りあげたいと思ってこの仕事に着いた。

だから、離れてさみしい思いをさせてしまうけど、またこっちに戻ってきたら、沙希、結婚しような。










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