【完結】続・先輩に片想い…「きらきら光る指輪と想い…」

「なぁ沙希、俺がこの仕事についた理由、ウェディングプランナーになりたい理由なんだけどな？」


「うん…」



「俺は、沙希と結婚したいってずっと前から思ってた。結婚するなら自分達の結婚式を自分の手で作りたかったからなんだ」



「うん…」



「沙希の喜ぶ顔が見たいってのもあるけどな。俺にとって沙希は大切。大切だからこそしてあげたい事がたくさんあって、それがまず結婚してずっと一緒にいたいって事」



「すぐに？」



「すぐに出来るなら一番いいけど、俺だってまだ仕事が完璧じゃない。プランナーの仕事が一段落したら結婚しよう…」