【完結】続・先輩に片想い…「きらきら光る指輪と想い…」

あたしが亜流さんの事を思い出していると、二人の会話は中学時代のあたしの事になっていた。




「土田を振ったコだよね？」




「そうじゃないだろ！おまえがヨリ戻したいって言ってきたけど、好きな人いるからって断っただろ？誰ってしつこく聞いて来たから教えたじゃねぇか」




「えっ？マジであの時のコと付き合ったんだね～！忍くんの格も下がったね～！」




「おまえ、沙希に謝れ！俺の事は何て言ってもいいけど、沙希は関係ないだろ？だいたい久しぶりに会って失礼だよな！」




「いいじゃん！私と忍くんの仲なんだから」




「どんな仲だよ！もう二度と話掛けて来ないでくれ！」