【完結】続・先輩に片想い…「きらきら光る指輪と想い…」
お父さんとこうやって歩くなんてもうないのかな?
少しさみしい。




そう思いながら歩き、しんくんの元へ。



「沙希をよろしく頼む」




薄暗くてお父さんの顔は見えないけど、声が震えている。




お父さんが泣いたらあたしも泣けてきちゃうよ。




「はい」




そう返事をしたしんくんと腕を組み神父さんの前まで歩く。



夢にまで見た愛しいしんくんとの結婚。



誓いの言葉。

指輪の交換。

誓いのキス。




全てが忘れられない位にきらきらしているね。




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