高飛車女と副会長
それが逆に不気味だ。

「おやおや。随分機嫌がよろしくないようで。ですが、荷物は持たせてもらいます。仕事ですので。」

そう言ってほぼ強引に俺からかばんを奪い取ると、すたすたと階段をのぼっていく。

はぁ。なんなんだよ。

俺は後ろがみをグシャグシャとかいて、渋々中野の後ろを付いていった。
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