あいらぶゆー♥元ヤン?イケメンと天然な彼に振り回されて私の高校生活グダグダです。
建物の近くまで行くと
そのきらびやかさに
ますます圧倒される


駐車場には高級外車が
停まり、お店に入る
ために列をなす奥様達


「オレたちは
裏から入るよ」


そっか…並ばなくて
いいんだぁ


セレブに混じって
列の後ろに並ぼうと
してた…はは


見渡しても高校生
なんていない…


制服で歩く私たちは
明らかに場違いだった


店の裏側に回ると、表の大きさとは正反対の
小さな扉があった


キィ…


優羽吾くん、側に自転車を停め、カギを開け中に私たちを入れてくれる


ああ…、この香り


中に入ったとたん
甘~いいい香りが
漂ってくる


優羽吾くんのにおいだぁテンションあがる


「ここ、一応うちの玄関…店のことばっか考えてるから自分ちの玄関作るの忘れたって、ホント
ふざけた親だよ」
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