あいらぶゆー♥元ヤン?イケメンと天然な彼に振り回されて私の高校生活グダグダです。
「実は…近々学生を対象としたパティシエの卵の登竜門『スィーツグラフィティ』っていうコン
テストが開催されんの


で、それには二人一組の応募条件があるんだ


一人はもちろん作り手なんだけどもう一人はスウィーツのイメージキャラになることになってて…


これからみうには、予選や当日に色々協力してもらわないといけない」


そう言うとちょっと
申し訳なさそうに
少し頭を下げる


「ちょっと待ってよ…
いきなりで、意味
分かんない…」


「オマエはアホか!
今説明したろ」


愛斗くんいきなり私の
頭をポカっとたたく


いったあ…本当
むかつくコイツ


あの日以来初めて私にかける言葉と態度がこれ?


「まあ…簡単に言うと
コンテストでのオレの
専属モデルみたいな感じ


どう?やってみない?」


優羽吾くんの
目がキラキラ


…私優羽吾くんのこの
無垢な希望に満ちた感じの目が好きなんだよね


「モデルなんて
私できないよ~!
第一そんな自信ないし」


「自信なくてもオレらがフォローするし大丈夫」


オレら?


今「ら」って言ったよね
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