あいらぶゆー♥元ヤン?イケメンと天然な彼に振り回されて私の高校生活グダグダです。
しばらく自転車に揺られ幸せ気分でいたものの公園の中ほどで優羽吾くんは急に自転車を停めた


「この辺で話そっか」


自転車を停めて振り向いた彼は、いつもの爽やかな笑顔だった…どんな顔して話そうか迷ったけど余計な心配だったみたい


ここは、せせらぎの路っていう名前がついていて歩道の横にある細い小川に沿って、二人で
ゆっくり歩き出す


夏に来たら気持ち良さそうだな~そういえば、昔こういう水の流れがある所で水遊びしたっけ…


ちょっと懐かしい
気持ちになる


「髪…びっくりした」



不意に優羽吾くんが呟く


「あ…あぁ、これね愛斗くんにやられた~」


「ふうん…そっか」


あっ私言い方間違った
かな…しまった


「優羽吾くん…あのね」


って言いかけたらちょっと悲しそうな顔をして隣でうつむいてる彼がいた
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