あいらぶゆー♥元ヤン?イケメンと天然な彼に振り回されて私の高校生活グダグダです。
よし!今ならイケル


ゆっくり彼に近づき財布に手をかけた時だった…


パシッと腕を掴まれる


「お前…いい度胸
じゃねーか」


なっ…何で?さっきまで気絶してたのに!


倒れてた彼が床に肘をついてゆっくり立ち上がる


片手は相変わらず私の
腕を掴んでいる


「あははっ冗談です~」


って笑ってみても、彼はそんなこと聞き入れず目が血走っててかなり怖い


「さっきの話聞かせて
もらった、お前って
奥貫のパシリか?」


「違うよ…ちょっと
痛いから離して…」


手を振りほどこうとすると、余計指が腕に
食い込んだ


「奥貫っ!お前の友達
さっきのオレとおんなじ目に合わせていい?」


ニヤニヤ笑いながら私の腕を、曲がらない方向に向け少しずつ力を入れる
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