あいらぶゆー♥元ヤン?イケメンと天然な彼に振り回されて私の高校生活グダグダです。
保健室にカナちゃんの様子を見に行ったんだけど


今眠った所だから…って保健の先生に止められた


起きて私が帰ってたらびっくりすると思って、カナちゃんの靴箱にお見舞い行ってくるねっていうメモを入れてきた


…一人で帰れるかな


心配になりつつも、自転車はどんどん校舎から
離れていった


それから私たちは宇斉病院へ行くために電車を
何回か乗り継いだ


郊外にあるから、電車の本数少なかったりして
到着までに意外と
時間がかかる


「何か眠くなってきた」


鈍行に乗り、あと数分で着くって頃に優羽吾
くんが呟いた


「あとちょっとだよー、頑張って」


「ん…ちょっとだけ」


そう言って優羽吾くんは私の肩に頭を乗せると、驚くほどの早さで
寝てしまった…


すご…まさに3秒技…優羽吾くん寝不足なのかな


今までのハツラツとした表情に比べると、…何か今日はちょっと疲れてるような印象を受ける
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