あいらぶゆー♥元ヤン?イケメンと天然な彼に振り回されて私の高校生活グダグダです。
私のおでこに優羽吾くんの手がそっと触れる


「みう…大丈夫?
頭うったかなぁ…」


じゃああれは夢だったの?それにしてもリアル…


夢には思えないよ


動揺してるのがわかったのか、優羽吾くんは私の前にしゃがみこむと
優しく微笑む


「怖い夢でも見た?」


「…ううん…あのね…
私さっきまで古ぼけた
ビルの前にいたの」


「ビル?」


「そこで愛斗くんの
バイト先があって…
そこでは…」


「愛斗のバイト
…あぁ、あれか」


優羽吾くんボソッと呟く
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