あいらぶゆー♥元ヤン?イケメンと天然な彼に振り回されて私の高校生活グダグダです。
「うっ」
鋭い矛先が背中に
何度も痛みを走らせる
「みう、退きなっ!」
背中越しにカナちゃん
の声が聞こえる
その声はだんだん遠く
なっていって…そのまま私の意識は途絶えた
記憶にあるのは、優羽吾くんの手が…握ってても何の反応もなかったこと
丸くて温かくて、柔らかかったあの手が…
冷たくて堅かったこと
情けないほど、それしか思い出せなかった
私は優羽吾くんを
護れたのかな
薄れつつある意識の中で…ぼんやりと考えていた
鋭い矛先が背中に
何度も痛みを走らせる
「みう、退きなっ!」
背中越しにカナちゃん
の声が聞こえる
その声はだんだん遠く
なっていって…そのまま私の意識は途絶えた
記憶にあるのは、優羽吾くんの手が…握ってても何の反応もなかったこと
丸くて温かくて、柔らかかったあの手が…
冷たくて堅かったこと
情けないほど、それしか思い出せなかった
私は優羽吾くんを
護れたのかな
薄れつつある意識の中で…ぼんやりと考えていた