あいらぶゆー♥元ヤン?イケメンと天然な彼に振り回されて私の高校生活グダグダです。
手のひらを傾けると
ピンについてる白と
ピンクのビーズが
キラキラ輝く

「つけたげよっか」

えっ
マジっすか

優羽吾くん
私が頷く間もなく
イスにひざをついて
立ち上がると

机に身を乗り出して
ふわっと両手で
私の髪をすくった


ちょうど彼のネクタイの結び目が目の前にせまる

心臓止まる~!!


「優羽吾くん…
いいよ~恥ずかしいし」

「ピン貸して~」


はい…

言われるがまま
ピンを渡す

優羽吾くんの手が
動くたびにコロンか
何かの甘い匂いがする

ドキドキしながらも
その香りに癒やされる
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