Honey★Love



『おぐりん?何言って…』


付き合うってあたしがおぐりんと?

だって友達だったのに…

さっきまで笑いあってたよ?




そんなあたしの迷いを

消し去る明るい声。



「そうしなよ!」


咲の声だ。



『え…だってこんないきなり…』



おぐりんは好きだけど

そういう好きなじゃなくて…




「これから好きになって?」


低いおぐりんの声が、

あたしの体に染み込むように

聞こえてきた。



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