Honey★Love


すると小さなため息が

耳に入った。



「愁平って呼んでってば」


寂しそうな声でおぐりん、じゃなくて

愁平がそう言った。




昨日あれから

気まずくなることもなくて

入学式のあと一緒に帰った。




━…‥



「北川、帰ろ?」

入学式が終わり、帰りの準備を

しているとき、おぐりんがそう言った。



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