Honey★Love




『うん!あとね、咲が

先帰ってて良いって』



咲は、ああ見えて真面目。

学年委員になって、さっそく

委員会があるみたい。



あたしがおぐりんにそう伝えると

ニコっとおぐりんは笑った。


「じゃあ2人きりだ〜」


そうだね…

何か嬉しそう、おぐりん。


『よし、帰ろ!』


あたしがおぐりんに

笑顔を向けてそう言うと、


おぐりんは黙って

右手をあたしに差し出した。


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