Honey★Love






「うん…大好き」



そう返される愁平の声。

その時思ったこと、



あたし、愁平のこと…

どんどん好きになってる。



そう思うと、急に恥ずかしくなる。




『あ…りがと』


さっきよりも更に、

小さな小さな声で言う。




「じゃあ…後でな」


愁平が切るという合図のように言った。

あたしもそれに答えた。



そのあと、プツッと鳴って

電話が切れたんだと知らせる。


< 25 / 80 >

この作品をシェア

pagetop