Honey★Love


あたしはどこに座ってれば

良いのか分からず、迷ったあげく…


ソファの隅にちょこん、と座った。



しばらく待っていると、

階段を上る音がして、扉が勢いよく

バンっと開いた。




「おまたせ、かーのじょ!」


愁が可愛らしい笑顔を向けて、

あたしに言った。



『あ、愁…』



愁は扉を閉めると、ソファとは

少し離れたベッドにドサっと座る。




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