Honey★Love



『理由は分かんないけど

先行っててって』


あたしがそう答えると

咲はニヤついた。



「瀬南のこと考えすぎて

寝れなかったとか〜?」


咲がふざけ半分でそう言った。


あたしは『なわけない』と言って

軽くながした。





そんな話をしてると、

遠くからバタバタと足音が聞こえた。




バッと振り返ると、

そこには私服姿の愁がいた。





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