Honey★Love


そう思っていると、


後ろからいきなり誰かに抱きつかれた。




『きゃっ…』


とっさに女の子らしい声が出る。



そして抱きつかれた瞬間、

すぐに誰なのか分かった。


大きい手、香水の匂い、

全部が大好きなんだ。




あたしの大好きな愁。




「きゃっ、だって〜

超かわいいんだけど君」


愁はあたしを馬鹿にするように

耳元でボソッと呟いた。


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