メイドの執事
唄
唄「そんなの…ねぇ?」
陸「ねぇってなんだよ」
唄「だって円は、唄の従姉妹で親友なのよ?」
陸「んなこた知ってる」
唄「私にこれ以上どうして欲しいの?」
陸「そういうんじゃなくてさ、お前から見て、円は俺の事をどう思ってるのかを聞きたいわけ」
唄「なんだぁーそんな事かぁ(笑)
円はね……自分の事には全く気付いてないよ(笑)」
陸「だよなぁ…」
唄「でも、まぁ良いじゃん?執事と主人なんて一緒に居る時間長いんだから、そのうち、お互いに想い合うようになるわよ」
陸「そうか?お前らを見てると、そうは思わねぇけどな」
唄「私達とあんた達は別よ、別。」
陸「まぁ、分かってるだろうけど岳はお前が好きなんだぞ?」
唄「もう何年も分かってるわよ(笑)
でも、後もう少し待ってもらいたいの」
陸「…なんでだ?」
唄「そのうち分かるわ…」