可愛い彼女と不良な彼氏
私たちは遊覧船から降り、すぐそこにあったお土産屋さんに入った。
「みんなに何買ったらいい?」
「菓子でいいんじゃねーの?」
「そうしよっかな~」
「そうしろ。」
キーホルダーとかで悩んでいたけど、翔の一言でお菓子にすることにした。
お菓子コーナーを見ると、お饅頭だったりクッキーだったりたくさんの種類があった。
「どうしよっかな~」
「拓磨は、あんこ無理だから。」
「えっ?そうなの?
じゃあチョコにしようかな?」
と私の大好きなチョコを見てると
「龍は、チョコ無理だからな。」
とあっさり翔に言われてしまった。
だから、無難にクッキーにした。