可愛い彼女と不良な彼氏


「ううん、大丈夫。

まりなさんに会っても大丈夫だよ!

まりなさんには負けない。」


私は笑いながら言った。


すると翔も


「そうだな。」


と笑いながら言った。


負けるはずないよ。
だってこんなにも翔が好きなんだもん。
前みたいにはならないよ。


私たちはまた歩き出した。


「今日は泊まってく?」


「あぁ、そうする。

でも、荷物があるから一回帰るな。」


「わかった。」


翔は私を家まで届けてから、私んちに止めてあるバイクで帰っていった。


家に入って、着替えて夜ご飯を作っていると


ピーンポーン


と、インターホンがなった。


「はーい」


「俺」


私は火を止めて玄関を開けた。


< 118 / 220 >

この作品をシェア

pagetop