可愛い彼女と不良な彼氏
「ううん、大丈夫。
まりなさんに会っても大丈夫だよ!
まりなさんには負けない。」
私は笑いながら言った。
すると翔も
「そうだな。」
と笑いながら言った。
負けるはずないよ。
だってこんなにも翔が好きなんだもん。
前みたいにはならないよ。
私たちはまた歩き出した。
「今日は泊まってく?」
「あぁ、そうする。
でも、荷物があるから一回帰るな。」
「わかった。」
翔は私を家まで届けてから、私んちに止めてあるバイクで帰っていった。
家に入って、着替えて夜ご飯を作っていると
ピーンポーン
と、インターホンがなった。
「はーい」
「俺」
私は火を止めて玄関を開けた。