可愛い彼女と不良な彼氏
次の日から学校はいかにも体育祭やります♪
って感じのオーラ。
本当ついていけません。
外を見るとみんな練習してるし
練習してない人って言えば…
私たち6人だけ。
みんな運動神経が良いから、別に練習なんか必要ないの。
ちなみに、愛ちゃんとのんちゃんは普通の徒競走。
龍も私と同じリレーで、
拓磨がふざけてるんだかわからないけどパン食い競争。
パンが食べれるからって喜んでますよ。
翔は何にも出ないから、体育祭は関係なし。
私も関係なくなりたいよ。
「私たちどうする?暇だよ。」
「ねー。本当は練習なんだろうけど自由だし。」
「マック行かね?」
「あっいいねー!」
「じゃあ行きますか!」
私たちは学校のすぐ目の前にあるマックに行くことにした。
マックに入ると、私たちみたいに同じ学校の人たちがいた。
でも、私たちを見るとみんな固まって座り、私たちが座る場所を開けてくれた。
「体育祭だるいなー」
と拓磨。
いや、あなたが一番楽しみにしてるんじゃないんですか?
「体育祭好きだけどリレーだからな~」
もちろん私。
「「はぁ…」」
みんなため息。
翔を除いて。
「だったらやんなきゃいいだろ。」
翔さん、ごもっともですよ。
でも…でもですね?
「出来るわけないでしょっ!」
「何で?」
何でってあなた。