可愛い彼女と不良な彼氏
「ま、ママ?!パパ?!」
「おー帰ってきたか。」
「あら。翔もいるじゃない!」
「あ…ども。」
翔は、気まずそうに頭を下げる。
「何で急に帰ってきたのよ!」
「え?連絡しなかった?」
「してないよ!」
「まあ、良いじゃないか。自分の家に帰ってきたんだ。
文句はないだろ?」
「そうだけど…
泥棒かと思ったの!」
「あーごめんごめん。」
私は疲れているのもあって、ドサッとソファーに座った。
「翔も座んなよ!」
「あ、あぁ。」