可愛い彼女と不良な彼氏
徒競走が終わりお昼の時間。
「みんなどうする?」
と私が聞く。
みんなと食べたいけど…
「あー、カップル同士で食べてよ!どうせ、舞香とのんちゃんは翔と龍のためにつくってんでしょ?」
「うん、そうだけど」
「だって愛ちゃんはどうするの?」
「うちは今日特別にこのばかと食べてやるし!」
「えっ?」
とみんなはビックリした。
中でも一番驚いてるのは張本人の拓磨。
「愛ちゃんいいの?」
「しょうがないでしょ!」
「やった~☆」
「じゃあまた後でね!」
「うん。」
みんなと別れたあと私は拓磨を探しにぶらぶらしていると私たち二人がよくいる木の影にいた。
「翔っ!」
「おう」
私がお弁当を開けると翔はすぐにたべだす。
「おいしい。」
「あぁ。うまい。ありがとな」
私はニコッと笑い
「どういたしまして!」
と言った。
「そういえば翔はどこにいたの?」
「保健室。」
「え?だって開いてなかったでしょ?」
「鍵ぱくった。」
「え?そんなこと絶対しちゃだめだよ。」
「別にいいだろ。」
「だめだって!」
「はいはい。」