可愛い彼女と不良な彼氏
『青組です。おめでとうございます。』
「「「やった~!」」」
最初は適当だったけど、やっぱり優勝するのは嬉しいよね!
閉会式が終わり自分の席に戻ると
「翔~!」
翔がいた。
「見てくれた?」
「あぁ。みた。」
「凄かったでしょ?」
「あぁ、ちゃんと抜かしてたな。」
そう言いながら、私の頭を撫でてくれた。
「あのー、ここでラブラブしてないでくれませんかー?」
「本当本当~!」
「いいじゃんよー!みんなラブラブしてたじゃん!」
「やっぱやっぱ?」
と拓磨が調子に乗る。
「ちょっと勘弁してよ。」
「愛ちゃん照れんなって。」
「照れてないっ!」
え?愛ちゃん顔が赤くない?
気のせいかな?
「あーそれにしても暑いっ!」
やっぱり気のせいか。
暑くて、赤かったんだね!
と一人で納得をしていた。
「じゃあ今日は疲れたしそれぞれ帰るでいいよね?」
「賛成~」
「じゃあまた明日な!」
「ばいばーい。」
とみんなで別れた。
私は翔と帰る。
「お前今日疲れたか?」
「うん。ヘトヘト。」
「そうか。じゃあまた今度な。」
「何が?」
「お前は知らなくていい。」
「わかった。」
知りたかったけど聞かなかった。
すぐにでも寝たかったから。
「じゃあまたね。」
「あぁ。ちゃんと戸締まりしろよ?」
「うん、ありがと。じゃあね!」
私は家につくなり、すぐにベッドに倒れた。
私はいつの間にか寝ていた。