可愛い彼女と不良な彼氏
「翔!もうちょっとで離陸だって!」
「良かったな。」
もう!翔ったら興味なさすぎっ!
「お前が子供なだけ。」
え?私何も言ってないよ?!
「エスパーですか?」
「お前の考えくらい分かる」
そんなに私は分かりやすいのかっ!!
「ってもう動いてる!」
「うるせー」
「翔っっ!!」
「あ?」
「興味なさすぎっ!」
「あぁ」
「もうっ!ばかっ!」
「あ゛?」
「ごめんなさい;」
あんな声出されたら謝らないと何されるかわかんないよ;
それからずっと私は外を見ていた。
「何もねーだろ」
え?
寝ていたと思っていた翔の方から声が聞こえてきて、私は翔の方を見た。
「外見ても真っ白だけで何もねーだろ?」
「えっ!う、うん。」
「何きょどってんだよ。」
「だって翔寝てたと思ってたんだもん!」
「あー寝てたけどさっき起きた。」
「ふーん」
それから翔やみんなと写真をとったりした。