可愛い彼女と不良な彼氏
「舞香。」
翔の優しい声で翔の方を振り向いた。
そこには、いつもよりかっこいい翔の姿があった。
「9ヶ月間ありがとうな。
いつもいつも側に居てくれて、支えてくれて。
本当、お前が俺を変えてくれたと思っている。
これからもずっと一生、俺はお前しか考えらんねー。
だからずっと一緒にいてくれないか?
いや、いてくれ。」
私は涙がでた。
「それって、プロポーズ?」
「いや、プロポーズは先にとっておく。
もっと俺が一人前になったら言うからそれまでとっておいてくれ。
今のは、その予約?みたいな。」
こんな翔初めてみた。
今日の翔かっこよすぎるよ。
「翔…これ、私OKしか出来ないじゃん。
こんな反則みたいなことして。
こんなに翔のこと好きなのにもっともっと好きになっちゃうじゃん馬鹿。」
「俺、お前が思っている以上に好きだよ?
返事は?」
返事なんて最初から決まってる。