可愛い彼女と不良な彼氏

「もう遅刻だし行く意味ないっしょ」

「遅刻でもいくっ!」

「俺は舞香と一緒にいたい。」

この目はムリ。
逆らえないな。

「わかったよー。だからでてって!」

「何でだよ。もう一回ヤるんだから着る意味ないだろ。」

「やらないし、翔もう服着てるじゃん!」

「はいはい。」

翔はしぶしぶ部屋から出ていってくれた。

はやく着替えなきゃ!

ガチャ

「翔~?」

「着替えたか?」

「うん!」

「てか腹減った。」

「今朝ごはん作るね!」

「あぁ。」

今日は洋食でいいや。

私は、パンを焼いて、目玉焼きとベーコンを焼いて出した。

食べながら翔が

「どっか行くか?」

「どうしよ。」

「たまには、俺らのとこ行く?」

「そうしよっかなー。」

俺らのとことは、翔たちの不良グループの基地みたいなとこ。

みんな、シルステとか言ってるんだよね;

意味は私にも、翔たちも知らないけど、何気にシルステって言ってる。

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