可愛い彼女と不良な彼氏


「いただきまーす。」


と私はオムレツを口に運ぶ。


翔は何も言わない。


「翔おいしい?」


「あぁ。」


「そっか。」


あぁとは言ってくれるけど、不安になる。

不味いんじゃないかって。


「ごちそうさま。

舞香、旨かった。
ありがとな。」


でも、最後にそう言ってくれるから不安は一気に無くなる。


「良かった!

また作るね!」


「あぁ。楽しみにしてる。」


私も食べ終え、食器を洗い始めた。


「舞香、風呂入ってくる。」


「わかった~。」


食器は二人分だからすぐに洗い終え、私はテレビを見始めた。

テレビをつけるとお笑い番組をやっていた。


「アハハ」




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