執事と私の秘密な関係

食欲がないせいか、三口でお腹が満たされてしまった。
遥比はいかにも心配そうに、

「真衣様、大丈夫ですか?」

と、訊いてきた。

「うん…でも、もういらないよ」

「そうですか」

そう言った遥比は、私の残した料理を手早く片付けている。

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